私は今回、サッカー日本代表の森保一監督が、来年1〜2月のアジア杯までという異例の短期契約で続投することになったというニュースを、占術の視点から読み解いていきます。2018年の就任から数えて8年にわたり日本代表を率いてきた指揮官の、いわば「最終章」ともいえるこの半年間。
計算を進める中で、就任した年と、退任が見込まれる来年3月の九星が、静かに同じ星で結ばれていることに気づかされました。
何が起きたのか
日本代表は6月30日、W杯北中米大会の決勝トーナメント1回戦でブラジルと対戦し、佐野海舟のゴールで先制したものの終盤に追いつかれ、後半アディショナルタイムに勝ち越し点を許して1-2で逆転負け。2002年、2010年、2018年、2022年に続き、5度目の挑戦でも決勝トーナメント1回戦の壁を破ることができませんでした。
試合後、森保監督は選手一人ひとりと抱き合い、涙ながらに「監督の力が足りなくてすみません」と語ったと伝えられています。そして7月9日、日本サッカー協会が非公式に続投を打診し、森保監督もこれを受諾したことがわかりました。協会側が提示したのは、来年1〜2月にサウジアラビアで開催されるアジア杯終了までという、極めて異例の「半年」契約。
たとえ優勝したとしても契約は延長されず、来年3月以降は新しい監督のもとで日本代表は新体制を迎える方針だといいます。
森保監督のこれまでの歩み
森保監督は1968年8月23日、長崎県長崎市の生まれです。選手時代はマツダサッカークラブ、サンフレッチェ広島でプレーし、日本代表としても35試合に出場しました。
引退後は広島の育成コーチやU-19・U-20日本代表コーチ、新潟ヘッドコーチなどを経て、2012年から2017年までサンフレッチェ広島の監督を務め、J1通算187試合で92勝を挙げています。2018年に日本代表監督へ就任すると、2022年のカタール大会と2026年の北中米大会で、日本代表史上初となる2大会連続での指揮を執りました。カタール大会ではドイツとスペインという優勝経験国を相手に金星を挙げ、悲願のベスト8まであと一歩に迫る戦いを見せています。
攻撃的な選手を積極的に起用しながらも、堅実な守備の枠組みを崩さない采配は、この監督の一貫した哲学だったと私は見ています。
乙女座が示す、誠実な分析家気質
森保監督の誕生日である8月23日は、西洋占星術ではちょうど乙女座の始まりにあたります。乙女座は分析力と誠実さ、そして地道な努力を積み重ねる堅実さを象徴する星座です。メディア対応において感情を表に出さず、常に冷静な言葉で状況を説明し続けてきた森保監督の振る舞いは、まさにこの乙女座らしい実直さそのものだと私は感じています。
派手な言葉で自分を飾ることなく、選手やチームのために黙々と分析と準備を重ねる。そういう地味だけれど誠実な仕事ぶりが、8年という長期政権を支えてきた土台だったのではないでしょうか。
就任と退任を結ぶ「一白水星」の円環
ここで九星気学から興味深い符合が見えてきます。森保監督が日本代表監督に就任した2018年の九星は一白水星。そして来年3月、新監督への交代が見込まれるこの2027年の九星も、同じく一白水星でした。一白水星は水のように形を変えながらも流れを止めない、始まりと結びの両方を司る星とされています。
就任の年と、退任が見込まれる年が同じ星で結ばれていたことは、この8年間がひとつの大きな円を描き、静かに閉じようとしていることを示しているように私には思えます。途中の2022年、日本代表を新たな高みへ導いた年の九星は六白金星、天を象徴する完成の星でした。
一白水星から始まり、六白金星で頂点に近づき、そして再び一白水星へと還っていく。この流れ自体が、森保政権8年間の物語をそのまま映し出しているように感じられてなりません。
数字に見る「8年」という集大成
2018年から2026年までの8年間という歳月は、数秘術ではそのまま「8」という数字になります。8は達成と成果、そして物事をやり遂げる力を象徴する数字です。W杯という大舞台で結果こそ及ばなかったものの、2大会連続での指揮という日本代表史上初の記録を打ち立てたことは、まさにこの「8」が示す集大成そのものだったのではないでしょうか。
そして今回の半年間の続投は、その集大成の物語に、静かな終止符を打つための最後の時間なのだと私は捉えています。
これからの日本サッカー界を占う
来年1〜2月のアジア杯を最後の舞台とし、3月からは新しい監督のもとで日本代表は次の章へと進みます。一白水星が象徴する「流れを止めない力」を思えば、この交代劇は日本サッカー界にとって決して停滞ではなく、新しい水脈へとつながる転換点なのだと私は見ています。
森保監督が積み上げてきた堅実な守備の哲学と、2大会連続で世界と渡り合った経験は、次の指揮官へと確かに引き継がれていくはずです。8年間の集大成を経て、日本サッカーがどんな新しい景色を見せてくれるのか、これからも占術の視点から見守っていきたいと思います。
今回使用した占術について 九星気学は、生まれた年や出来事の年に基づいて九つの星のいずれかを割り当て、その性質や運気の流れを読み解く、日本や中国で古くから使われてきた占術です。西洋占星術は、生まれた日の太陽の位置から12星座のいずれかを導き出し、その人が持つ基本的な性格や資質を読み解く、古代から伝わる占星術です。数秘術は、日付や年数を1桁または特別な数字(11・22・33)に還元して、その対象が持つ性質を読み解く占術です。
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