2026年12月24日 年間最大の満月The Year’s Largest
月の軌道は楕円のため、満月の大きさは毎回わずかに違います。2026年に地球へ最も近い満月は12月24日、クリスマスイブの朝に満ちる月。いわゆる「スーパームーン」です。24日の宵に昇る月は、ひと回り大きく明るい聖夜の月。一年の月見の締めくくりにふさわしい晩です。
moco's 星読み新聞
The Lunar Almanac · Yokohama Edition
今宵の月は、どんな顔をしているでしょう。本頁は、今日の月齢と月の出入り、日の出入り、潮の満ち引きを毎日自動で計算してお届けする「月の時刻表」です。グリニッジの古い天文暦の様式にならい、満月の名前から潮の暦、月見の愉しみまで。暦の数字の向こうにある詩情ごと、一冊に綴じました。登録不要・無料でご覧いただけます。
To-night's Moon
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時刻はすべて日本時間(JST)。月の出入りがない日は「─(なし)」と表示されます。暦の計算は本頁内で行っています(精度は頁末の注記を参照)。
一日ごとの月の顔と月齢を、ひと月の頁に。日付を選ぶと、上の「本日の頁」がその日の暦に切り替わります。旅の月見の計画にも、釣りの潮読みにもどうぞ。
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印:●満月・○新月・◐上弦・◑下弦。月齢は正午(日本時間)の値。どの年月もめくって計算できます。
2027年、満月は十二たび、新月は十三たび巡ります。時刻は日本時間。満月の英名は北米の農事暦に由来する月々の呼び名で、近年は日本でも「今夜はストロベリームーン」と親しまれるようになりました。
| 満月 | 時刻 | 満月の名前 | 新月 | 時刻 | 特記 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1月22日(金) | 21:17 | ウルフムーン Wolf Moon | 1月8日(金) | 05:24 | 2027年最大の満月(いわゆるスーパームーン) |
| 2月21日(日) | 08:24 | スノームーン Snow Moon | 2月7日(日) | 00:56 | 7日は南米で金環日食(日本では見られず) |
| 3月22日(月) | 19:44 | ワームムーン Worm Moon | 3月8日(月) | 18:29 | |
| 4月21日(水) | 07:27 | ピンクムーン Pink Moon | 4月7日(水) | 08:51 | |
| 5月20日(木) | 19:59 | フラワームーン Flower Moon | 5月6日(木) | 19:59 | |
| 6月19日(土) | 09:44 | ストロベリームーン Strawberry Moon | 6月5日(土) | 04:40 | |
| 7月19日(月) | 00:45 | バックムーン Buck Moon | 7月4日(日) | 12:02 | 2027年で最も小さく見える満月 |
| 8月17日(火) | 16:29 | スタージェンムーン Sturgeon Moon | 8月2日(月) | 19:05 | 2日は北アフリカ〜中東で皆既日食 |
| 9月16日(木) | 08:04 | ハーベストムーン Harvest Moon | 9月1日(水) | 02:41 | 中秋の名月は9月15日(水) |
| 9月30日(木) | 11:36 | ||||
| 10月15日(金) | 22:47 | ハンターズムーン Hunter’s Moon | 10月29日(金) | 22:37 | 十三夜(後の月)は10月12日(火) |
| 11月14日(日) | 12:26 | ビーバームーン Beaver Moon | 11月28日(日) | 12:24 | |
| 12月14日(火) | 01:09 | コールドムーン Cold Moon | 12月28日(火) | 05:12 |
| 満月 | 時刻 | 満月の名前 | 新月 | 時刻 | 特記 |
|---|---|---|---|---|---|
| 11月24日(火) | 23:54 | ビーバームーン Beaver Moon | 11月9日(月) | 16:02 | |
| 12月24日(木) | 10:28 | コールドムーン Cold Moon | 12月9日(水) | 09:52 | 2026年最大の満月。聖夜に満ちる月 |
月の軌道は楕円のため、満月の大きさは毎回わずかに違います。2026年に地球へ最も近い満月は12月24日、クリスマスイブの朝に満ちる月。いわゆる「スーパームーン」です。24日の宵に昇る月は、ひと回り大きく明るい聖夜の月。一年の月見の締めくくりにふさわしい晩です。
年が明けて1月22日(金)の満月が、2027年で最も大きく見える月。地球との距離はおよそ35万8千キロで、最も遠い7月19日の満月と比べると、見かけの直径で1割以上の差があります。暮れと年明け、ふた月つづけて大きな満月が巡るのは、月が地球に最も近づく時期と満月の歩調がしばらく揃うため。寒の夜気は澄んで、月はひときわ硬質に光ります。
旧暦8月15日にあたる2027年の中秋の名月は9月15日(水)。天文学上の満月は翌16日の朝8時4分ですから、十五夜の宵に見上げる月は、満ちるほんの少し手前です。2026年の「2日ずれ」にくらべれば、ほぼ真円の名月といえます。十三夜(後の月)は10月12日(火)。片方だけを見るのを「片見月」と呼んで忌んだ昔にならうなら、この二夜は空けておきたいところ。
2027年8月2日、北アフリカから中東にかけて、今世紀でも屈指の長さの皆既日食が走ります。エジプト・ルクソールでは太陽が高度80度にかかり、皆既は6分20秒あまり。日本からは見えませんが、月が太陽をまるごと覆い隠せるという一事は、月がいまも地球の空でちょうどよい大きさであることの証しです。なお2027年、日本で欠けて見える日食・月食はありません(月食は半影食が3回のみ)。それだけに、ふつうの満月の美しさが際立つ一年になります。
ひと月に二度満ちる「ブルームーン」は、2027年にはありません。十二回の満月が暦の月にきれいに一度ずつ配られる、よく整った一年です(直近のブルームーンは2026年5月31日でした)。かわりに新月は十三回あり、9月は1日と30日の二度。ひと月に二度目の新月を、近年は「ブラックムーン」と呼びます。見えない月の、ささやかな祝祭日です。
満月の夜は、海辺の宿も展望台も、いつもと違う顔を見せます。上の表で満月と新月の日を押さえ、頁上部のカレンダーでその日の月の出の時刻を調べてから宿を取る。これが、いちばん失敗の少ない月見の段取りです。大潮の日を狙えば潮干狩りと磯遊びにも、新月の夜を選べば星空の観察にも、同じ暦がそのまま使えます。
電灯のなかった時代、月は夜の時計であり、こよみそのものでした。立って待つうちに昇る「立待月」、座って待つ「居待月」、寝て待つ「寝待月」。昇りが夜ごとに遅れる月を、昔の人は待ち方の姿勢で呼び分けたのです。これほど優雅な天文用語を持つ言語を、わたしたちは話しています。
潮の満ち引きは、月(と太陽)の引力が海を揺らす現象です。新月と満月の頃、月と太陽の力が重なって潮の差が大きくなるのが大潮。上弦・下弦の頃、力が打ち消し合って差が小さくなるのが小潮。釣り人と潮干狩りの民が月齢を気にかけるのは、このためです。
| 潮名 | めぐる頃 | 特徴 |
|---|---|---|
| 大潮 | 新月・満月の前後 | 干満の差が最も大きい。潮がよく動き、魚の活性も上がるとされる釣りの好機。潮干狩りの本番。 |
| 中潮 | 大潮と小潮のあいだ | ほどよく潮が動く、万能選手の潮。 |
| 小潮 | 上弦・下弦の前後 | 干満の差が小さく、海は穏やか。のんびりした釣りに。 |
| 長潮 | 小潮の末 | 干満の動きがだらだらと長引く、休息のような一日。 |
| 若潮 | 長潮の翌日 | 潮が再び大きくなり始める「潮の若返り」の日。験を担ぐ釣り人も。 |
月見に道具はいりません。けれど、良い場所と、少しの仕度があれば、月はもっと雄弁になります。編集部の本拠・横浜での観月案内とともに。
海面に月光の道が立つ瞬間を見るなら、大さん橋「くじらのせなか」。360度ひらけたウッドデッキは、月の出を水平線から迎えられる横浜随一の観月台です。高みから眺めるなら港の見える丘公園、気軽に長居するなら山下公園で氷川丸の煙突越しに昇る月を。いずれも詳しくは横濱遊覧図(観光マップ)と横濱ディープ案内でご案内しています。出かける前の空模様は横浜の定点ライブカメラで確かめられます。
月の出の方角はおおむね東。本頁の「月の出」時刻に合わせて海辺に立てば、昇りたての大きな月に会えます。
満月や名月の夜こそ、海側の客室の出番です。バルコニーから観覧車と月を同時に望む横浜ベイホテル東急、ベイブリッジの上に昇る月を窓いっぱいに収めるヨコハマ グランド インターコンチネンタル、三方を海に囲まれたルーフトップを持つインターコンチネンタル横浜Pier 8、山下公園越しの月をクラシックな窓辺から眺めるホテルニューグランド。本頁のカレンダーで満月の日を選び、宿を重ねれば、それだけで旅の完成です。四館の眺望と部屋の選び方は横濱ホテル名鑑に詳しくまとめました。月見のあとの夕食なら横濱中華街案内もどうぞ。
満月・名月・皆既月食の夜は、ベイビューの部屋から順に埋まります。日付が決まったらお早めに。
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肉眼の月も美しいものですが、手持ちの双眼鏡(倍率7〜10倍)を向けた瞬間、クレーターの影と「海」の濃淡が立ち上がり、誰もが小さく声を上げます。天体望遠鏡なら欠け際の山々の影まで。月は天体観測の入口として最高の教師です。欠けていく途中の月ほど、斜めから光が当たって地形が立体的に見えることも、覚えておきたい観月の知恵。
月齢とは、直前の新月の瞬間から数えた経過日数のことです。新月が月齢0、満月はおよそ月齢14.8。月の満ち欠けのひと巡り(朔望月)は平均29.53日なので、月齢は0から29あまりまで進んでは、また0に戻ります。月齢を知れば、今夜の月の形も、昇る時刻のだいたいも、潮の調子までも読めるようになります。
月は約27日かけて地球を回っているため、空での位置が毎日およそ12度ずつ東へ動きます。その分だけ、月の出は平均しておよそ50分ずつ遅くなります。「立待」「居待」「寝待」という和名は、この遅れを待つ姿勢の変化そのもの。千年前の人々は、理屈を知る前に現象を言葉で捕まえていました。
満月とは「夜に見える丸い月」ではなく、月が太陽のちょうど反対側に来る一瞬を指す天文学の言葉です。だから満月の時刻は秒まで決まっていて、世界中で同時。本頁の満月時刻が昼間のことがあるのはそのためで、その日は宵に昇る月が「ほぼ完全な満月」というわけです。
中秋の名月は旧暦8月15日の月と「暦で」決まるため、天文学上の満月と1〜2日ずれることがあります。2026年はその2日ずれの年。完璧な円ではない月を、それでも名月と呼んで愛でる。満ちる途中の美しさに最上の座を与えた十三夜の月見とあわせて、日本の月の文化のいちばん雅なところです。
月の数字がわかったら、その夜をどう過ごすか。満月と節気をめぐる記事を、本紙「暦・天文面」からいくつか。
狩人の月と呼ばれる10月の満月を、牡牛座の星回りと「三夜の月見」の習わしから読んだ一篇。満月の夜に何を手放すかという話でもあります。
旧暦の十五夜と二十四節気の秋分、さらにマヤ暦。ひとつの夜に複数の暦が重なるとき、何が読めるのか。
6月の満月に四柱推命・九星気学・西洋占星術の三つの眼を重ねて。甘い名前の月が照らす、現実との距離。
秋の夜空を横切る火球を、西洋占星術とタロットで。流星を見るなら、本頁で月明かりの少ない夜を選んでから。
露が冷え、霜が降りる。二十四節気の折り返しにあたる二つの節気を、梅花易数と花札から読みます。
冬の立つ日と酉の市が同じ日に来た2026年11月7日。花札占術と算命学で読む、剪定の鋏の入れどころ。
暦のなりたちと読み方は暦の入門ページに、記事の一覧は暦・天文面にまとまっています。月の巡りに合わせた個別の鑑定はこちらから。
本頁の冒頭「本日の頁」に、今日の月齢・輝面比・月の出入り・潮名が自動計算で表示されています。観測地は札幌から那覇まで全国12都市から選べ、時刻はすべて日本時間です。
2026年に残る満月は11月24日(火)23時54分と、12月24日(木)10時28分の2回です。2027年の満月は1月22日、2月21日、3月22日、4月21日、5月20日、6月19日、7月19日、8月17日、9月16日、10月15日、11月14日、12月14日の全12回。それぞれの時刻と名前は本頁の「2027年の満月と新月の暦」の表に、今日から数えて次の満月までの日数は冒頭の「本日の頁」にあります。
2027年の中秋の名月(十五夜)は9月15日(水)です。天文学上の満月は翌16日の8時4分なので、十五夜の月は満ちる直前のほぼ真円になります。中秋の名月は旧暦8月15日の月を指すため、満月と一致しない年があります。2027年の十三夜(後の月)は10月12日(火)です。
2027年に地球へ最も近い満月(いわゆるスーパームーン)は1月22日(金)の満月で、距離はおよそ35万8千キロです。逆に最も遠く小さく見えるのは7月19日の満月。月の軌道が楕円のため、見かけの直径は年内で1割以上変わります。なお2026年の最大の満月は12月24日です。
現代では「ひと月のうちに巡る2回目の満月」をブルームーンと呼びます。2027年は満月が12回で、どの月も満月は一度きりのためブルームーンはありません(直近は2026年5月31日)。一方で新月は13回あり、9月1日と9月30日と二度巡るため、9月30日が「ブラックムーン」にあたります。
2027年、日本で欠けて見える日食・月食はありません。日食は2月7日の金環日食(南米)と8月2日の皆既日食(北アフリカ〜中東)の2回で、いずれも日本からは見えません。月食は2月21日・7月19日・8月17日の3回ですが、すべて地球の半影に入るだけの半影月食で、肉眼ではほとんど変化がわかりません。日本で見られた直近の皆既月食は2026年3月3日でした。
新月と満月の前後は月と太陽の引力が重なって干満の差が大きい「大潮」、上弦・下弦の前後は差が小さい「小潮」になります。あいだに中潮、小潮の末に長潮、その翌日に若潮が巡ります。本頁では月齢から今日の潮名を自動表示しています(海域により実際の潮汐は異なります)。
天文学の標準的な理論(Meeusの算法)に基づいて頁内で計算しており、満月・新月の時刻は国立天文台の暦要項と±1分程度の範囲で一致することを確認しています。月の出入り時刻は±2分程度が目安です。公式の暦が必要な場合は国立天文台の暦要項・暦計算室をご参照ください。
月は、だれの上にも同じ顔で昇ります。今夜の月齢を知っている人と知らない人の違いは、ほんの少し空を見上げる回数だけ。この頁が、あなたの見上げる回数を一度でも増やせたなら、暦を編んだ甲斐があるというものです。良い月の夜を。
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月の出の時刻までは、たいてい少し間があります。海辺で待つその数十分に、港の街の歌を一曲。編集部が歌う「横浜(Elegance City)」の再生リストです。
観覧車の灯と月あかりが海の上で混ざる夜に、よく似合う一曲です。再生リストは横浜(Elegance City)、そのほかのカバーはYouTubeチャンネルでご覧いただけます。
【ご利用にあたって】本頁の天文数値は、標準的な天文算法(Jean Meeus "Astronomical Algorithms" ほか)に基づきブラウザ内で計算したものです。朔望(満月・新月)の時刻は国立天文台暦要項との照合で±1分程度、出没時刻は±2分程度の精度を目安としています。公式の暦には国立天文台の暦要項・暦計算室をご参照ください。潮名は月齢による簡易判定であり、実際の潮汐は海域・気象により異なります。本頁には楽天アフィリエイトのリンクが含まれ、リンク経由のご利用により当サイトに紹介料が支払われることがあります(購入・宿泊料金への上乗せはありません)。