私は今回、リニア中央新幹線の静岡工区をめぐり、静岡県の鈴木康友知事が着工を容認したというニュースを、占術の視点から読み解いていきます。1962年の基礎研究開始から数えて64年。長きにわたる開発史の中で、重要な節目がなぜか繰り返し同じ十二支の年に訪れていたことに、今回計算を進める中で気づかされました。
何が起きたのか
7月7日、静岡県議会の全員協議会で、鈴木康友知事はリニア中央新幹線静岡工区の着工を正式に容認すると表明しました。前知事の川勝平太氏の時代から10年以上続いてきた大井川の水資源や南アルプスの環境保全をめぐる議論に、ひとつの区切りがついた形です。
JR東海と静岡県は7月18日に自然環境保全協定を締結する予定で、これにより品川・名古屋間の全工区で着工の見通しが立つことになります。車両面では、山梨リニア実験線でL0系とその改良型試験車が走行を重ねており、2015年には有人走行で時速603kmを記録するなど、技術はすでに実用レベルに達しています。
一方で開業時期については、JR東海が2024年に2027年開業を断念して以降、公式な目標年は示されていません。
64年の歩みを辿る
基礎研究が始まったのは1962年、干支でいえば壬寅の年でした。1972年には浮上式のリニアモーターカーが初めて登場し、1990年には山梨実験線が着工。1997年から本格的な走行試験が始まり、2011年には整備計画が正式に決定、2014年には品川・名古屋間の本線工事が着工しました。
そして2026年、最後まで残っていた静岡工区に、ようやく着工の道が開かれました。基礎研究から数えて64年。数秘術でこの64という数字を1桁に還元すると「1」、新しい始まりを意味する数字になります。
60年を一巡りとする干支のサイクルをひとつ超えて、リニア計画は今まさに新しい局面に入ったところだと私は見ています。
三度巡ってきた「午」年
計算を進める中で、私が最も目を引かれたのがこの符合です。山梨実験線が着工した1990年は庚午、品川・名古屋間の本線が着工した2014年は甲午、そして静岡工区の着工が容認された2026年は丙午。実に3つの大きな着工の節目が、すべて十二支の「午」の年に重なっていました。
1990年から2014年までは24年、2014年から2026年までは12年。干支の周期の上でも整った間隔で、「午」の年だけが選ばれるように工事の扉を開いてきたことになります。午は十二支の中でも「走る・駆ける」動物である馬を象徴する支です。
高速で大地を駆け抜けるリニアという乗り物の性質と、この十二支の性質が重なっていることは、単なる偶然として片付けるには惜しい符合だと私は感じています。
二黒土星でつながる、始まりと今
もうひとつ見過ごせないのが、九星気学から見えてくる符合です。基礎研究が始まった1962年の九星は二黒土星。そして静岡工区の着工が容認された2026年の九星も、同じ二黒土星でした。二黒土星は、大地のようにこつこつと積み重ね、時間をかけて物事を実らせていく星です。64年という長い歳月を挟んで、計画の出発点と、最後の大きな障壁を越えた今が、同じ星のもとに置かれていたことは、この計画の本質を静かに物語っているように思います。
派手さよりも、地道な積み重ねの先にしか開業の日はやってこない。二黒土星が示すのは、まさにそういう性質なのではないでしょうか。
数字が示す未来
静岡工区の着工から開業までは、10年程度が見込まれています。2026年に10を足すと2036年。この2036という数字を数秘術で還元すると「11」、直感と使命感を象徴するマスターナンバーになります。10年という歳月そのものも1桁に還元すると「1」、新しい始まりの数字です。
長く止まっていた歯車が動き出し、次の大きな区切りへ向かうこの期間に、始まりの数字と使命の数字が重なっていることは、開業までの道のりが単なる延長ではなく、新しい意味を帯びた歳月になることを示しているのかもしれません。
これからをどう占うか
3度の「午」年が示す通り、この計画は駆け抜ける力そのものを本質に持っています。そして二黒土星が示す通り、その力は地道な積み重ねの上にしか成り立ちません。
静岡工区という最後の大きな障壁を越えた今、次に「午」の年が巡ってくるのは2038年です。開業までの見通しがまだ定まらない中で、この年がひとつの節目になるのか、あるいはそれより前に道が開けるのか。私はこれからも、リニアの歩みを占術の視点から見守っていきたいと思います。
今回使用した占術について 算命学は、生まれた年や出来事の年を十干十二支に変換し、木火土金水の五行の巡りからその性質や相性を読み解く、中国の陰陽五行思想に由来する占術です。九星気学は、年に基づいて九つの星のいずれかを割り当て、その性質や運気の流れを読み解く、日本や中国で古くから使われてきた占術です。数秘術は、日付や数字を1桁または特別な数字(11・22・33)に還元して、その対象が持つ性質を読み解く占術です。
moco’s 星読み新聞
あなたの中を駆け抜ける流れを、一緒に読みます
算命学・九星気学・西洋占星術・マヤ暦・数秘術・宿曜占星術・六壬神課。
7つの占術を統合した「精密鑑定」で、あなたの今の流れをお届けします。



コメント