この記事でわかること
- 一九八二年、スローモーションから始まった物語
- 算命学で読む不屈の命式 日柱「戊辰」の大地と龍
- マヤ暦が示す魂の紋章 Kin51「水晶の青い猿」
- 昭和を生きたあなたへ 何度でも還ってこられる
- よくあるご質問
二〇二六年十月、中森明菜さんを特集した三つのテレビ番組が、NHKで次々と放送されます。第一弾は十月二十四日の「SONGSスペシャル 中森明菜 明菜オールタイム・ベスト」。ここで明菜さんは、実に十七年ぶりに、NHKのスタジオで歌声を披露しました。第二弾は十月三十一日からの「中森明菜 ライブ2026」、二十年ぶりとなるツアーの映像化です。そして第三弾、十一月十二日の「いま届けたい歌たち」では、来年二〇二七年に迎えるデビュー四十五周年への思いが、本人の言葉で語られます。
きょうの星読み新聞は、昭和という時代を駆け抜け、何度も立ち止まりながら、そのたびに静かに歌の世界へ還ってきた中森明菜さんの歩みを、算命学とマヤ暦のまなざしで、優しく、そして力強く読み解いてまいります。これは、同じ時代を生きてこられたすべての方への、小さな応援歌でもあります。
一九八二年、スローモーションから始まった物語
中森明菜さんは一九六五年七月十三日、東京都のお生まれ。一九八二年、「スローモーション」で歌謡界にデビューし、続く「少女A」で一気に時代の寵児となりました。「セカンド・ラブ」「北ウイング」「ミ・アモーレ」「DESIRE」「難破船」。昭和の後半を彩った名曲の数々は、ただのヒット曲ではありませんでした。一曲ごとに違う女性を演じ分け、歌の中に小さな物語を宿らせる、その表現の深さは、同世代の歌手のなかでも際立っていました。
けれども、明菜さんの歩んだ道は、決して平坦なものではありませんでした。栄光の絶頂のあとに訪れた長い休養、幾度かの活動の中断、そして静かな復帰。表舞台から遠ざかる時期もありました。それでも、彼女は歌うことをやめませんでした。二〇二六年、二十年ぶりのツアー「AKINA NAKAMORI LIVE TOUR 2026」はチケットが即完売。十七年ぶりに立ったNHKのスタジオを、明菜さんは「故郷というか実家に帰ってきた気分でした」と、やわらかな言葉で振り返っています。四十五年という歳月を越えて、彼女は今、また歌の世界の真ん中に還ってきたのです。
算命学で読む不屈の命式 日柱「戊辰」の大地と龍
中森明菜さんの一九六五年七月十三日という生年月日を、陰陽五行と干支暦に基づく算命学の命式に落としてみます。年柱は乙巳、月柱は癸未、そして日柱は戊辰。この日柱「戊辰(ぼしん)」こそ、明菜さんの魂の芯を物語る、きわめて象徴的な組み合わせです。
戊は、十干のなかで「山の土」をあらわします。風雨にさらされても動じない、どっしりとした大地、大きな山の象徴です。そして辰は十二支の龍。十二支のなかで唯一、空想上の霊獣であり、天に昇る神秘的な力と、人知を超えたスケールの大きさを秘めています。山の土の上に龍が宿る「戊辰」は、表面の静けさの奥に、計り知れないエネルギーと精神世界の深さを抱えた、孤高の命式です。華やかな歌謡界のただ中にありながら、どこか一人で深い場所を見つめているような明菜さんの佇まいは、この「戊辰」の静かな龍の姿と、見事に重なります。
そして算命学でもう一つ、見逃せないのが「天中殺(てんちゅうせい)」です。明菜さんの日柱から導かれる天中殺は、「戌亥(じゅつがい)天中殺」。戌亥天中殺は、六種類ある天中殺のなかでも、精神世界との結びつきが最も深いとされるグループです。目に見える世俗的な成功よりも、目に見えない内面の充実や芸術性に魂が向かい、世間一般の価値観とは少し違う時間軸で人生が進んでいく。若い時期や働き盛りの時期に、世の中の流れとうまく噛み合わない試練を経験しやすい反面、年輪を重ねるほどに本領を発揮していく、大器晩成の星とも言われます。
何度も立ち止まり、世間の喧騒からそっと距離を置き、それでも歌という自分の内なる世界を手放さなかった明菜さんの歩み。そして、四十五周年を目前にして、二十年ぶりのツアーを成功させ、十七年ぶりにスタジオに還ってきた今。これほど見事に「戌亥天中殺の大器晩成」を体現した人生が、ほかにあるでしょうか。若い頃の栄光も素晴らしかった。けれど、本当の花は、きっとこれから、もっと深く咲いていくのです。

マヤ暦が示す魂の紋章 Kin51「水晶の青い猿」
続いて、古代マヤの二百六十日暦ツォルキンに、明菜さんの誕生日を重ねてみます。計算してみると、一九六五年七月十三日のKINナンバーは、Kin51。太陽の紋章は「青い猿」、銀河の音は十二番目の「水晶」でした。
マヤ暦の「青い猿」は、二十ある紋章のなかでも、遊び心、芸術性、ユーモア、そして無邪気な表現の喜びを象徴する紋章です。青い猿の魂を持つ人は、既成の枠にとらわれず、自由な発想で人の心を動かす、生まれながらの表現者。歌の中に小さな物語を織り込み、一曲ごとに違う世界を見せてくれた明菜さんの表現力の源泉が、この「青い猿」の遊び心と芸術性にあったのだと思うと、深くうなずかずにはいられません。
そして銀河の音「水晶」。これは、仲間と手を取り合い、ともに何かを結晶化させていくエネルギーの音です。明菜さんは、二〇二六年のライブについて、こう語っています。「客席のみなさんも、代わりに私たちが歌うって言ってくれているようで。会場が一体となったステージ、私にとっても元気をいただいたライブになりました」。これはまさに、「水晶」の音が奏でる、仲間との結晶化そのものです。長い年月をかけて、ファンの皆さんと一つになり、一夜の会場という場所で、歌という結晶を一緒に磨き上げていく。明菜さんの魂の設計図は、孤独な龍でありながら、同時に、仲間とともに輝く水晶の猿でもあったのです。

昭和を生きたあなたへ 何度でも還ってこられる
中森明菜さんの歩みを算命学とマヤ暦で読み解いてきて、mocoの胸にひときわ強く灯るのは、「人は何度でも、自分の大切な場所へ還ってこられる」という、静かで力強いメッセージです。
戌亥天中殺の人生は、世間の時計とは違う速さで進みます。だから、若い頃に思うようにいかなくても、途中で長く立ち止まることがあっても、それは決して「遅れ」ではありません。むしろ、その深く潜った時間こそが、晩年の豊かな実りを準備する、大切な根を張る季節なのです。明菜さんが十七年の歳月を経てスタジオに還ったとき、「実家に帰ってきた気分」と微笑めたのは、その長い時間が、決して無駄ではなかったことを、彼女自身がいちばんよく知っているからでしょう。
昭和という時代を全力で駆け抜けてこられた皆さん。あの頃、明菜さんの歌をラジカセで聴き、カラオケで口ずさみ、それぞれの青春を重ねてこられた皆さん。人生の後半にさしかかり、ふと「もう遅いかもしれない」と立ち止まってしまう夜があるかもしれません。でも、どうか思い出してください。青い猿の明菜さんが、六十歳を越えてなお、遊び心と表現の喜びを手放さず、新しいステージへ還ってきたことを。戌亥天中殺の大器晩成は、明菜さんだけのものではありません。深く潜った時間を持つ、すべての人の魂に宿る、遅咲きの約束なのです。
むすびに 四十五年目の歌が教えてくれること
来年、二〇二七年に、中森明菜さんはデビュー四十五周年を迎えます。山のようにどっしりとした戊の大地、天に昇る辰の龍、精神世界を深めてきた戌亥天中殺、そして遊び心と結晶化の水晶の青い猿。彼女の星の設計図のすべてが、「深い根を張った人ほど、遅い季節に大きく花開く」という、ひとつの真実を指し示しています。
何度倒れても、何度離れても、自分の内なる歌さえ手放さなければ、人は必ず、自分の大切な場所へ還ってこられる。明菜さんの四十五年目の歌声は、そのことを、言葉よりも深く教えてくれます。あなたの人生にもきっと、これから咲く花があります。星はいつも、遅咲きのあなたの味方です。
中森明菜さんの名曲をエレガンスカバーで
moco’s 星読み新聞のYouTubeチャンネル「root11」でお届けしている、中森明菜さまの名曲エレガンスカバーの動画を、下記にまとめてお届けいたします。時代を越えて胸を打つ歌の数々を、どうぞごゆっくりとお楽しみくださいませ。
TATTOO 〜 飾りじゃないのよ涙は
飾りじゃないのよ涙は
TATTOO
よくあるご質問
Q. 日柱「戊辰」と「戌亥天中殺」は、どんな命式ですか
戊は大地の山、辰は龍をあらわし、戊辰は動じない芯の強さと、昇っていく力をあわせ持つ日柱です。あわせて算命学では、戌と亥にあたる時期が力の通りにくい天中殺とされます。吉凶そのものではなく、人生の波のリズムとして読みます。何度立ち止まっても歌へ還ってきた歩みと重なります。
Q. マヤ暦の「水晶の青い猿」は、どんな紋章ですか
青い猿は遊び心と創造、水晶のトーンは透明な結晶化と協力をあらわします。一曲ごとに違う女性を演じ分け、歌のなかに小さな物語を宿らせてきた表現の豊かさと、静かに重なります。
Q. この鑑定は、今後の活動の成否を占ったものですか
いいえ。星読み新聞では、成否そのものは占っておりません。お伝えしたのは、45年の歩みに宿る命式と紋章を、敬意を込めて読み解いたものです。
用語集
算命学の日柱は、生年月日の「日」の干支で、その人の本質や配偶者観を映します。戊辰は、山の土(戊)の上に龍(辰)が宿る、静けさと神秘性を併せ持つ組み合わせ。天中殺は、十二支のうち一巡のあいだ空く二支のことで、戌亥天中殺は精神性・芸術性・大器晩成を象徴します。マヤ暦のKINナンバーは、二百六十日暦ツォルキンにおける生まれた日の番号。青い猿は遊び心と芸術の紋章、水晶(銀河の音十二)は仲間との協力と結晶化を象徴します。
あわせて読みたい
免責事項:本記事は星読み新聞の読み物企画です。鑑定内容は人柄や才能、生き方の素描であり、健康や私生活を占ったり評価したりするものではありません。番組情報は報道時点のものであり、詳細は各放送局の公式情報をご確認ください。
#中森明菜 #45周年 #算命学 #戌亥天中殺 #マヤ暦 #青い猿 #昭和歌謡 #NHK #SONGS #大器晩成 #moco星読み新聞
moco|横浜中華街の占術家・セラピスト
深く潜った時間を持つ人ほど、遅い季節に大きく花開く。明菜さんの四十五年目の歌が、同じ時代を生きたすべての方の背中を、そっと押してくれますように。 鑑定のご予約はURANAI moco’s roomから。
著者:moco|占術家・セラピスト
この記事で使われた占術をもっと深く知る


コメント