私は今回、親パレスチナを掲げる組織が6万4000本を超える映像を含む「戦争犯罪アーカイブ」を公開し、国連人権理事会の独立調査委員会がイスラエル軍によるジェノサイドを新たに認定したというニュースを、占術の視点から読み解いていきます。あらかじめお伝えしておきたいのは、これは占いを娯楽として楽しむ記事ではないということです。
ガザで命を落とした7万人を超える人々、その約30パーセントを占める子どもたちの数字の重さを前に、私はまず事実を正確に伝え、そのうえで批判的な立場から今回の出来事を見つめたいと思います。
何が起きたのか
7月3日、親パレスチナの匿名集団「Israel Exposed」が、ガザ地区における戦争関連の記録を一元的に閲覧できるウェブサイトを公開しました。サイトには6万4537本の動画、1万7905枚の写真に加え、犠牲者の氏名・年齢・性別を含む検索可能なデータベース、位置情報、300を超えるジャーナリストや取材プロジェクトの情報源が集約されています。
組織側は、この記録をガザおよびヨルダン川西岸におけるイスラエルの戦争犯罪の証拠として、国際刑事裁判所(ICC)などに提出することを目的としていると説明しています。サイト開設を告知した投稿は公開から5日間で1800万回近く表示され、SNS上では大きな反響を呼びました。
これに先立つ6月23日、国連人権理事会の「東エルサレムを含むパレスチナ被占領地及びイスラエルに関する独立調査委員会(COI)」が報告書を提出し、イスラエル側が意図的に子どもたちを標的としたジェノサイドを行ったと認定しました。
報告書によれば、2023年10月以降にガザ地区で7万3035人が死亡し、そのうち2万1280人以上が子どもだとされています。割合にしておよそ30パーセントです。
委員会を率いるナビ・ピレイ氏は「ガザでジェノサイドが発生しており、継続している。責任はイスラエル政府にある」と述べています。これに対し、イスラエル外務省は「歪曲されており、虚偽の内容だ」と強く反発し、委員会そのものの即時廃止を求めています。
批判的に見て、何が問われているのか
私は今回の報告書と犠牲者データを見て、率直に大きな衝撃を受けました。国連の調査委員会が、単なる戦闘の巻き添えではなく「意図的に子どもたちを標的とした」という、極めて重い言葉を用いて認定を下したという事実の重みは、決して軽視されるべきではないと考えます。
死者のおよそ3人に1人が子どもであるという数字は、軍事作戦の精度や巻き添え被害という言葉だけでは説明のつかない規模です。国際人道法は、紛争下であっても文民、とりわけ子どもの保護を明確に定めています。今回のような認定が国連の公式な調査機関から出された以上、イスラエル政府には国際社会に対して具体的かつ検証可能な説明責任を果たす義務があると私は考えます。
単なる報告書の否定や調査委員会の廃止要求という反応だけでは、この数字が示す事実と正面から向き合ったことにはならないはずです。
占術から見る、この戦いの行く末
九星気学で見ると、ガザでの軍事作戦が始まった2023年の九星は五黄土星でした。五黄土星は九星の中でも最も強いエネルギーを持つ星である一方、破壊と混乱を招きやすい星としても知られています。そして、国連の調査委員会がジェノサイドの認定という重い報告書を提出した2026年の九星は二黒土星、積み重なった事実が静かに、しかし確実に表面化していくことを象徴する星です。
五黄土星の年に始まった破壊が、二黒土星の年になって国際社会の目に晒される形で積み上がってきた。この巡りは、隠しきれない事実がいずれ必ず明るみに出るという、占術が示す普遍的な法則そのもののように私には感じられます。
ネタニヤフ首相の生まれ年である1949年の九星は六白金星、西洋占星術では天秤座にあたります。天秤座は本来、公正さと均衡を重んじる星座です。その資質が今、国際社会からの厳しい視線の中でどう試されていくのか、私は注視していきたいと思います。
国際社会の分断という現実
一方で、今回の認定をめぐっては国際社会の受け止め方が大きく分かれていることも、公正のために書き添えておかなければなりません。イスラエル政府とその支持国は、COIの調査手法や委員の中立性そのものに疑義を呈しており、報告書の内容を「歪曲」と断じています。
ガザにおける軍事作戦は、2023年10月のハマスによる越境攻撃と人質拘束という事実を発端としており、イスラエル側は自国の安全保障上の権利を主張し続けています。ジェノサイドという言葉の法的な認定をめぐっても、国際法学者の間で見解が分かれている点は事実として存在します。
私はこの記事で厳しい批判的立場を取っていますが、この問題が単純な善悪の二項対立では語り尽くせない、複雑な歴史的・政治的背景を持っていることもまた、読者の皆さんに知っておいていただきたいと思います。
これからをどう占うか
五黄土星の破壊から二黒土星の露呈へ。この星の巡りが示す通り、事実は時間をかけてでも必ず表面化していくのだと私は信じています。ICCへの証拠提出や国際世論の高まりが、今後どのような形で説明責任の追及につながっていくのか。
何より、これ以上子どもたちの命が失われることのないよう、一日も早い事態の収束を、私は占術を扱う者としてではなく、一人の人間として心から願っています。
今回使用した占術について 九星気学は、出来事の起きた年に基づいて九つの星のいずれかを割り当て、その性質や運気の流れを読み解く、日本や中国で古くから使われてきた占術です。西洋占星術は、生まれた日の太陽の位置から12星座のいずれかを導き出し、その人が持つ基本的な性格や資質を読み解く、古代から伝わる占星術です。



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