科学と星のまなざしで見つめる
2026年の夏、世界のあちこちから、心を痛める報せが届いています。ヨーロッパでは史上最悪の規模とされる山火事が広がり、中国では今年もっとも強い勢力の台風が甚大な被害をもたらしました。日本でも各地で記録的な暑さやゲリラ雷雨が続いています。なぜ、これほどまでに極端な気象が相次ぐのでしょうか。本記事では、まず科学が示す「なぜ」を確かめたうえで、風水とマヤ暦、そして心理学のまなざしから、地球環境とわたしたちのこれからを、そっと見つめていきたいと思います。
はじめに、被害に遭われた各地の皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。そのうえで、いま世界で何が起きているのかを、静かに整理してみます。
いま、世界で起きていること
ヨーロッパでは、この夏、記録的な熱波が広い範囲を襲いました。フランスでは6月に44℃を超える地点が観測され、平年を10℃ほど上回る暑さが続いたと伝えられています。その乾いた大地に火がつき、スペインやフランスでは大規模な山火事が拡大。スペインは非常事態を宣言し、両国あわせて30万人以上が避難などを余儀なくされたと報じられています。焼失した面積は、これまでの平均を大きく上回る規模となりました。
同じころ、中国では台風12号が広東省に上陸しました。今年、中国に上陸した台風としては最も勢力が強く、激しい雨と風で、ダムの決壊や土砂災害など、深刻な被害が相次いだと伝えられています。そして日本でも、大分県の日田で九州として初めて40℃以上を観測するなど、厳しい暑さと不安定な天気が続いています。遠い国のできごとと、わたしたちの足もとの異変とが、地続きでつながっていることを、あらためて感じさせられます。
なぜ、異常気象は増えているのか 科学が示す背景
こうした極端な気象が世界で相次ぐ背景には、地球温暖化を軸とした気候変動があると、多くの科学者が指摘しています。これは占いではなく、観測にもとづく科学の知見です。
しくみは、いくつかの点で説明されています。大気は、暖まるほど多くの水蒸気を含むことができます。そのため、ひとたび雨が降れば以前より激しくなりやすく、豪雨や洪水のリスクが高まります。いっぽうで、暑さが続く地域では水分が奪われ、土や植物が乾ききって、山火事が燃え広がりやすくなります。とりわけ今年のヨーロッパでは、湿った冬から春に草木がよく茂ったあと、初夏の異常な高温で一気に乾燥し、それが火の燃料になったと分析されています。
海もまた暖まっており、その熱をエネルギーとして、台風が勢力を強めやすくなっているとされます。ヨーロッパは、世界の平均の2倍ほどの速さで気温が上がっているという指摘もあります。豪雨と干ばつ、その両極端が同時に深刻化していく。それが、いま世界で起きていることの、科学的な輪郭です。
風水が見つめる、風と水と、大地との調和
ここからは、星のまなざしを重ねてみます。まず心に浮かぶのは、風水の考え方です。風水とは、その名の通り「風」と「水」まさに、いま世界を揺らしている気象そのものを見つめる、古い知恵です。風水は、自然に流れる大きな気の巡りと、人の暮らしとが調和してこそ、穏やかな日々が保たれると考えてきました。
風水のまなざしから見れば、極端な気象が続く今の状況は、自然の大きなバランスが揺らいでいる姿として映ります。もっとも、風水は自然を恐れ、支配しようとする知恵ではありません。むしろ、大地の声に耳を澄ませ、その巡りに寄り添って暮らすことをよしとします。木を植え、水を大切にし、土をいたわる。そうした自然への畏敬とささやかな心がけの積み重ねが、乱れかけた巡りを、少しずつ整えていく。風水は、わたしたち一人ひとりが自然の一部であることを、静かに思い出させてくれます。
マヤ暦が映す、地球という大きな循環
つぎに、マヤ暦のまなざしです。マヤ暦は、時を一本の直線ではなく、幾重にもめぐる大きな循環としてとらえる暦です。季節がめぐり、昼と夜がめぐるように、自然界のすべては、大きなリズムのなかで動いていると考えます。
マヤ暦の世界観では、人もまた、その大きな循環の一部として生かされている存在です。自然を、人の外側にある征服すべき対象としてではなく、ともに時を刻む、いのちある全体の一部として見つめる。この視点は、いまの時代にこそ、大切な意味を持つように思えます。地球のリズムに耳を澄まし、その循環に負担をかけすぎていないかを、ときおり静かに振り返ってみる。マヤ暦は、目先のできごとに一喜一憂するだけでなく、もっと大きな時の流れのなかに、自分たちの暮らしを置いてみるまなざしを、そっと授けてくれます。
心理学が寄り添う、不安との向き合い方
最後に、心理学のまなざしです。世界の異常気象を伝えるニュースに触れるたび、なんとも言えない不安や、自分には何もできないという無力感を覚える方も、少なくないかもしれません。近年、心理学の分野では、こうした気候をめぐる不安が、心の健康に影響を与えることが知られるようになってきました。
大切なのは、その不安を否定して押し込めるのではなく、まず「心配になるのは自然なことだ」と、やさしく受けとめることだとされています。そのうえで、大きすぎる問題にひとりで押しつぶされるのではなく、自分にできる小さなことへと、そっと目を向けてみる。省エネを心がける、災害への備えを整える、正しい情報を落ち着いて確かめる。そうした一つひとつの行動は、地球のためであると同時に、揺れる自分の心を静める、確かな支えにもなります。心理学は、無力感に飲まれずに、できることから始めていく穏やかな強さを、教えてくれます。
これからの地球環境へ、科学と星のまなざしから
科学が示す見通しは、けっして甘いものではありません。温室効果ガスを減らす取り組みが進まなければ、こうした極端な気象は、これからも増えていく可能性が高いと、多くの専門家が警鐘を鳴らしています。この現実からは、目をそらすべきではないでしょう。
けれども、星のまなざしは、そこに絶望ではなく、静かな希望を添えてくれます。風水は、自然への畏敬とささやかな心がけの大切さを。マヤ暦は、大きな循環のなかで自然とともに生きるまなざしを。そして心理学は、不安に飲まれず、できることから歩み出す穏やかな強さを。わたしたち一人ひとりにできることは、たしかに小さいかもしれません。それでも、その小さな積み重ねの先にこそ、これからの地球のすがたは形づくられていきます。まずは、災害への備えを整え、気象庁など公的機関の正しい情報に耳を傾けることから。moco’s 星読み新聞は、この星の巡りを、これからも祈るような気持ちで見守っていきたいと思います。
各占術の詳しい成り立ちや読み方については、moco’s 星読み新聞の占術まなざし一覧にまとめています。あわせてご覧ください。
ざわめく心を、そっと整えるひとときを
大きな自然の力を前にすると、心もまた、知らず知らずのうちに揺れてしまうものです。そんなときこそ、いったん立ち止まり、自分の心と暮らしを静かに整えるひとときが、やさしい支えになります。
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ざわめく毎日のなかで、心を整えるひとときを。いまのあなたの巡りを、星がそっと見つめます
心と暮らしの巡りを見つめる占術のまなざしで——算命学・九星気学・西洋占星術・マヤ暦・数秘術・宿曜占星術・六壬神課。
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