星は新しい門出として照らします
夏の球宴に、うれしい報せが届きました。NPBが7月27日に発表した「マイナビオールスターゲーム2026」で、俳優の相葉雅紀さんが、第1戦のファーストピッチを務めることになったのです。第1戦は7月28日の東京ドーム、第2戦は翌29日の富山市民球場。球宴らしい華やかな二日間の、その幕開けを飾る大役です。
マウンドに一人で立ち、白球を投じる。始球式というのは、考えてみれば、とても象徴的な所作です。大勢の視線が集まるなか、たった一球に思いを込めて、前へと放つ。相葉さんにとって今回の登板は、長く親しまれたグループの活動に区切りがついてから、初めて公の場に立つ機会でもあります。だからこそ、この最初の一投には、ただのセレモニーを越えた、新しい門出の気配が静かに宿っているように感じられます。
球宴を彩る演出も、心が弾むものばかりです。試合前には、2025年に野球殿堂入りを果たした栗山英樹さんの表彰式が行われ、国歌独唱は演歌歌手の島津亜矢さんが担当します。そしてポケモン30周年を記念した特別企画として、12球団のユニフォームをまとった12匹のピカチュウがグラウンドに登場。大型ビジョンを使ったファン参加型の「ポケモンかくれんぼ」や、ピカチュウたちが挑む大縄跳びなど、遊び心にあふれた催しが両試合で予定されています。
きょうはこの晴れやかな一日を、ルーンと花札占術、そして干支占いという三つのまなざしから、そっと読み解いてみたいと思います。マウンドから放たれる一球の先に、星はどんな景色を映しているのでしょうか。
ルーンが映す、投じることに宿る歓び
まず心に浮かぶのは、ルーンのまなざしです。ルーンは、古い文字が刻まれた石を手のなかで転がし、そっと投じて、あらわれた文字から流れを読み解いていく占術です。投じて読む――その所作は、マウンドから白球を放つ始球式と、どこか静かに重なります。
もし相葉さんのこの一投に、一つのルーンをそっと投じるとしたら、心に浮かぶのは「ウンジョ」という文字です。ウンジョは、歓びと調和、仲間とのつながりのなかで生まれる幸福を象徴するとされています。大勢の観客がつめかけ、ピカチュウたちが跳ね、球場じゅうが笑顔に包まれる。そんなお祭りのような一日の幕開けに、これほどふさわしい文字はないように思えます。
ルーンの考え方では、投じる瞬間に迷いがなければ、あらわれた文字はまっすぐにその人を導いていくとされます。最初の一投を、肩の力を抜いて、けれど心を込めて放つこと。それさえできれば、この日はきっと、歓びに満ちた思い出として残っていくことでしょう。ルーンは、その背中をやさしく押しているようです。
花札占術が読む、夏の宴の華やぎ
つぎに、花札占術のまなざしです。花札占術は、季節の草花が描かれた札から、その時々の運の流れや彩りを読み解いていく、日本ならではの占術です。四季のうつろいを大切にするこの占いは、夏のまっさかりに開かれる球宴という舞台と、とても相性がよいのです。
夏の札といえば、青々とした葉のあいだに華やかな彩りがのぞく、生命力にあふれた絵柄が思い浮かびます。花札占術では、こうした夏の札は、活気やにぎわい、そして人が集まる場のよろこびを告げるとされています。まさに、満員の球場でくり広げられるお祭りの一日を、そのまま映したような彩りです。
花札占術がもうひとつ大切にするのは、札と札の取り合わせ、つまり出会いの妙です。始球式を務める相葉さん、表彰される栗山さん、国歌を歌う島津さん、そしてグラウンドを駆けるピカチュウたち。まったく異なる彩りを持つ存在が、同じ一日に集い、ひとつの華やかな絵札を織りなしていく。花札占術の目には、この取り合わせそのものが、めでたく縁起のよい配役として映っているように思えます。
干支占いが示す、戌年生まれのまごころ
最後に、干支占いのまなざしです。干支占いは、生まれ年の十二支から、その人の気質や運の巡りを読み解いていきます。相葉さんは戌年の生まれです。
十二支のなかでも戌は、まごころと誠実さ、そして人から寄せられる信頼を象徴する干支とされています。裏表がなく、まわりを和ませ、いつのまにか安心して任せられる存在になっている。そんな戌年生まれの持ち味は、大切な球宴の幕開けという大役を託されたことと、静かに響き合っているように感じられます。誰からも親しまれる人柄だからこそ、この晴れの舞台に選ばれたのでしょう。
干支占いでは、戌年の人は、たとえ一人で大きな場に立つときも、その誠実さが自然と味方を呼び寄せると考えます。マウンドに立つのはたった一人でも、スタンドには、たくさんのあたたかいまなざしが注がれるはずです。まごころを込めて放つ一球は、きっと観客の心にまっすぐ届く。そんな一日になりそうです。
これからへ、星からのメッセージ
三つの占術が、それぞれの言葉で、同じひとつのことを告げているように感じます。相葉さんのこの一投は、歓びに満ちた、あたらしい一歩になるということです。
ルーンは、投じることに宿る歓びと調和を。花札占術は、夏の宴に集う人々が織りなす、華やかな縁の彩りを。そして干支占いは、戌年生まれのまごころが呼び寄せる、あたたかな信頼を。マウンドから放たれる白球は、きっと新しい季節への合図です。ここから相葉さんがどんな舞台を見せてくれるのか、moco’s 星読み新聞は、星々とともに、ゆっくりと楽しみに見守りたいと思います。
きょうの用語集
ルーン……古い文字が刻まれた石などを手のなかで転がし、投じてあらわれた文字から流れを読み解く占術です。「ウンジョ」は歓びや調和、仲間とのつながりのなかで生まれる幸福を象徴する文字とされています。
花札占術(はなふだせんじゅつ)……季節の草花が描かれた花札を用いて、その時々の運の流れや彩り、出会いの妙を読み解く、日本ならではの占術です。四季のうつろいと縁起を大切にします。
干支占い(えとうらない)……生まれ年の十二支から、その人の気質や運の巡りを読み解く占術です。戌はまごころと誠実さ、人から寄せられる信頼を象徴する干支とされています。
始球式(しきゅうしき)……試合に先立って、ゲストがマウンドから一球を投じる、開幕を告げるセレモニーです。晴れの舞台の幕開けを飾る、名誉ある役割とされています。
あなたの“はじめの一歩”も、星に訊ねてみませんか
大きな舞台に立つ最初の一投にも、星の巡りはそっと寄り添っています。それは、わたしたちが何かを新しく始めるとき、勇気をもって一歩を踏み出す日々においても、まったく同じこと。
moco’s 星読み新聞では、18の占術と心理学を重ね合わせて、あなたと大切な人との相性や、いまの流れを読み解く無料の診断「恋の星読みハーモニー」をご用意しています。あたらしい門出を前に、そっと背中を押してほしいとき。星のまなざしは、次の一歩をやさしく照らしてくれます。あなたのこれからの巡りも、ゆっくりと探してみませんか。
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あたらしい門出の、最初の一歩を。踏み出す勇気とタイミングを、星がそっと照らします
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