四柱推命・干支占い・九星方位気学・マヤ暦で読む、
私は今回、三人の生年月日を占盤に並べて、しばらく手が止まりました。
佐藤輝明さんは、一九九九年三月十三日生まれ。森下翔太さんは、二〇〇〇年八月十四日生まれ。生まれた年も月も日も、まったく違います。
ところがマヤ暦に変換すると、二人はまったく同じKINでした。
計算してみると、その理由が分かりました。二人の生まれた日の差は、ちょうど五百二十日。マヤの神聖暦ツォルキンは二百六十日で一巡しますから、五百二十日とは、ぴったり二周期分です。
つまりこの二人は、暦の輪の上で、寸分たがわず同じ位置に立っているのです。
今日は阪神タイガースのクリンナップ、大山悠輔さん・佐藤輝明さん・森下翔太さんの三人を、四つの占術から様々な角度で読み解いてまいります。
いま、何が起きているのか
まず、事実を整理します。日本野球機構の公式記録、七月十四日現在の数字です。
大山悠輔さん(31)。七十八試合に出場し、打率二割六分八厘、十二本塁打、四十九打点。出塁率は三割六分一厘、四球は四十個、うち故意四球が四つあります。
佐藤輝明さん(27)。八十試合で打率三割四分一厘、二十本塁打、五十九打点。出塁率四割一分八厘、長打率六割五分二厘。二塁打は二十五本、得点は六十を数えます。
森下翔太さん(25)。八十試合で打率三割三厘、二十三本塁打、五十二打点。出塁率三割八分五厘、長打率六割二厘。死球は十一個を受けています。
なお球団公式によれば、佐藤さんは七月二十二日現在で八十八試合、打率三割二分四厘、二十一本塁打、六十四打点となっています。
そしてチームは、七月十九日現在で四十七勝三十七敗一分、勝率五割六分でセ・リーグ首位に立っています。二位の読売ジャイアンツとは一ゲーム差。交流戦こそ六勝十二敗と苦しみましたが、リーグ戦では中日に十二勝四敗と大きく勝ち越すなど、地力を見せています。
過去の実績も振り返っておきましょう。
佐藤さんは昨二〇二五年、打率二割七分七厘、四十本塁打、百二打点という自己最高の成績を残しました。生え抜き選手のシーズン三十本塁打到達は、一九八五年の掛布雅之さん・岡田彰布さん以来、実に四十年ぶりの快挙でした。百打点も、球団の生え抜きでは二〇一〇年の鳥谷敬さん以来のことです。
森下さんも昨季、二十三本塁打、八十九打点を記録しています。
そして大山さんは、二〇二五年まで八年連続で二桁本塁打を続けてきました。二〇二三年には、生え抜き野手として四十二年ぶりとなるベストナインにも選ばれています。
マヤ暦で読む|同じ「種」を持つ二人
冒頭で申し上げた符合から、詳しくご説明します。
三人のKIN番号を出しました。
大山悠輔さん……KIN139「太陽の青い嵐」 佐藤輝明さん……KIN124「共鳴の黄色い種」 森下翔太さん……KIN124「共鳴の黄色い種」
佐藤さんと森下さんが、紋章も音も、完全に一致しています。
「黄色い種」の紋章が司るのは、開花、可能性、そして目覚めです。種はもともと、内側にすべてを畳み込んで眠っています。それが時を得て芽を出し、やがて花を咲かせる。種の紋章を持つ人は、大きな可能性を内に秘め、それがひらく瞬間を待っているとされます。
そして音は「7」、共鳴の音。共鳴の音は、十三の音のちょうど真ん中に位置し、中心に立つこと、そして周囲と響き合うことを意味します。
打線の中軸に立ち、互いに響き合う二人。種の紋章と共鳴の音が、同時に二人分立っている。
数字を思い出してください。佐藤さんが二十本塁打で五十九打点、森下さんが二十三本塁打で五十二打点。ほとんど同じ水準で、二本の柱が並んでいます。
暦の上でも、成績の上でも、二人は同じ位置に立っていました。
一方、大山さんの「青い嵐」は、まったく違う紋章です。
嵐が司るのは、変容、自己発生、そして内側からの変化です。嵐は外側の景色を一変させますが、その力の源は内部の温度差にあります。青い嵐の人は、内に熱を抱えながら、自分自身を作り変えていく人とされます。
そして音は「9」、太陽の音。太陽の音は、意図を持ち、脈打ち、大きく広げる音です。
種が二つと、嵐が一つ。
芽吹きを待つ二人の若い樹の傍らに、天候そのものを動かす人が立っている。三人の並びは、そういう構図になっていました。
四柱推命で読む|「己」の土と、二本の「甲」
四柱推命で、三人の日柱を出しました。出生時刻は公表されていませんので、日柱を中心とした読みになります。この点はお断りしておきます。
大山悠輔さん……日柱は己卯。日干は「己」。 佐藤輝明さん……日柱は甲子。日干は「甲」。 森下翔太さん……日柱は甲辰。日干は「甲」。
ここでも、佐藤さんと森下さんは同じでした。
甲とは、陽の木。天へまっすぐ伸びる大樹です。十干の一番目に置かれ、始まりであり、首位を表す字でもあります。甲の人の本質は、まっすぐであること、曲がらないこと、そして上へ伸び続けることにあります。
長打力で真っすぐ空へ球を運ぶ二人に、これほど似合う日干もありません。
そして大山さんの「己」。
己とは、陰の土。山ではなく、田畑の土です。耕され、種を受け入れ、水を蓄え、じっと養分を溜め込み、作物を育てる土。
お気づきでしょうか。
種を受け入れて育てるのが、己の土なのです。
マヤ暦で「種」を持つ二人。四柱推命で「樹」を持つ二人。そして、その種と樹を育てる「田畑の土」を持つ一人。
五行では、木は土に根を張って育ちます。土から見れば、木は自分が育てるものであり、同時に自分を剋してくるものでもあります。木の根は、土を割って伸びていくからです。
けれど土は、それでも木を育てることをやめません。
七十八試合で四十九打点。四十個の四球、うち四つは敬遠。数字が語っているのは、大山さんが依然として相手投手に警戒され、走者を返し、そして塁に出て後ろへつないでいるという事実です。
若い二本の樹が空へ伸びていくとき、その根が張っている土は、静かにそこにあります。
干支占いで読む|天地徳合と、辰戌の冲
生まれ年の干支から、三人の関係を読みます。
大山悠輔さん……甲戌 佐藤輝明さん……己卯 森下翔太さん……庚辰
ここに、驚くべき配置がありました。
大山悠輔さんと佐藤輝明さん……天干も地支も合
大山さんの天干は甲、佐藤さんの天干は己。甲と己は「干合」の組み合わせです。十干のうち五組しかない、互いに強く引き合う関係です。
そして大山さんの地支は戌、佐藤さんの地支は卯。卯と戌は「支合」にあたります。十二支のうち六組しかない、結びつく関係です。
天干も、地支も、ともに合。
これは干支の相性論において「天地徳合(てんちとくごう)」と呼ばれる、最上級の結びつきです。上でも下でも引き合い、離れがたく結ばれる関係とされます。
先輩と後輩。土と樹。そして天地徳合。
二〇二〇年のドラフトで四球団競合の末に入団した大砲と、その前からチームの主軸を張ってきた男。二人の関係が、暦の上でここまで結ばれているとは、私も予想していませんでした。
大山悠輔さんと森下翔太さん……辰戌の冲
一方、大山さんの戌と、森下さんの辰。辰と戌は「冲(ちゅう)」の関係です。
冲とは、真向かいで向き合う関係です。十二支の輪の上で、ちょうど正反対に位置しています。
冲は、しばしば「相性が悪い」と説明されます。けれど私は、そう単純には読みません。
冲とは、互いを強く動かし合う関係です。ぶつかることで、静止していたものが動き出す。刺激し合い、揺さぶり合い、そして互いを変えていく。
辰戌の冲は、特に「倉庫の扉を開く冲」とも言われます。辰も戌もともに土の支であり、蓄えの支です。その二つがぶつかることで、蓄えられていたものが外へ出る。
眠っていた力が、ぶつかることで動き出す。そういう関係です。
佐藤輝明さんと森下翔太さん……特別な合も冲もなし
そして、佐藤さんと森下さんのあいだには、干合も支合も冲もありませんでした。
これは、何もない関係という意味ではありません。
互いに干渉しない関係、と読むべきだと思います。
引き合いすぎず、ぶつかりもせず、それぞれが自分の高さまでまっすぐ伸びていける。同じ「種」の紋章、同じ「甲」の日干を持ちながら、互いの成長を妨げない配置。
二本の大樹が、根を絡ませずに並び立っている。クリンナップにおいて、これはとても良い配置だと思いました。
九星方位気学で読む|中宮の二人と、坎宮の一人
九星方位気学で、三人の本命星を出しました。
大山悠輔さん……六白金星 佐藤輝明さん……一白水星 森下翔太さん……一白水星
三度目です。佐藤さんと森下さんは、九星でも同じでした。
一白水星は、九つの星のうちただ一つの水の星。水は形を持たず、器に合わせて姿を変え、低いところへ流れ、そして途切れず巡ります。
そして、ここが重要です。
二〇二六年の年盤は、一白水星が中宮に座る年です。
中宮とは、九つの宮の中心。すべての気が集まり、そこから四方へ放たれていく場所です。この年、一白水星の人は注目の中心に立ち、大きな役割を担いやすいとされます。
打率三割超えと二十本塁打台を並べて記録している二人が、そろって盤の真ん中に座っている。今シーズンの二人の位置を、九星の盤はそのまま映していました。
ただし、中宮には注意すべき側面もあります。中宮は「動き回る年」ではなく「据わる年」であり、同時に四方八方から注視される年でもあります。研究され、警戒され、対策を立てられる。夏場から秋にかけて、相手の攻め方が変わってくることは、じゅうぶん考えられます。
一方、六白金星の大山さんは、二〇二六年、坎宮(北)にいます。
坎宮は水の宮であり、冬の宮です。九星気学において、坎宮の年は「冬眠の年」「蓄える年」とされます。派手な成果よりも、内側を整え、次に備える時期。
打率と本塁打が例年の水準に届いていない現状と、この配置は重なって見えます。
けれど、坎宮を悪い場所と決めつけるのは早計です。坎宮は、次の春のために力を蓄える場所だからです。土の中で、根が静かに伸びている時期。表には見えませんが、何も起きていないわけではありません。
そして水は、木を育てます。水生木。坎宮の水を通った大山さんの気が、二本の甲の樹を育てる。五行の流れは、そう読むこともできます。
様々な角度から、今後を考える
占術を離れて、現実的な観点も整理しておきます。
まず、佐藤輝明さんの角度から。 昨季の四十本・百打点に続き、今季は打率三割台という新しい領域に入っています。七月中旬に打率三割四分台をつけたあと、下旬にかけてやや数字を落としているのは、警戒の強まりと夏場の疲労が考えられます。中宮の年らしく、全方位から研究される立場です。ここからの数字は、相手の攻めをどう受け流すかにかかってくるでしょう。長打と打率を両立できれば、タイトル争いの中心に立ち続けられます。
次に、森下翔太さんの角度から。 二十三本塁打はチーム最多。注目すべきは死球十一個という数字です。これは内角を厳しく攻められている証でもあり、逃げずに踏み込んでいる証でもあります。ただし故障のリスクとは常に隣り合わせです。併殺打十三という数字も、チャンスで打席が回ってくる頻度の高さを示しています。ここを減らせれば、打点はさらに伸びるはずです。
そして、大山悠輔さんの角度から。 数字だけを見れば、本人にとって満足のいく前半戦ではなかったかもしれません。けれど四球四十個、出塁率三割六分一厘という数字は、彼が依然として「打たせてもらえない打者」であることを示しています。敬遠が四つあるという事実も重い。クリンナップの一角として、走者を置いた場面で相手に嫌がられ続けている。後半戦、この打者が一本出れば、打線全体の景色が変わります。
チーム全体の角度から。 七月十九日現在、阪神は首位です。ただし二位とは一ゲーム差で、決して安泰ではありません。交流戦の六勝十二敗という数字が示すように、決して完璧なチームではない。ここから優勝を争うなら、クリンナップ三人のうち二人が同時に当たっている状態を、どれだけ長く続けられるかが鍵になります。
そして、暦の角度から。 中宮の二人は、注目される年です。坎宮の一人は、蓄える年です。この組み合わせは、実は理にかなっています。三人が同時に絶好調である必要はないのです。誰かが表で輝いているとき、誰かが土になっていればいい。
まとめ
四つの占術が示したことを、整理します。
マヤ暦は、佐藤さんと森下さんが同じKIN124「共鳴の黄色い種」であることを示しました。ツォルキン暦をちょうど二周した、寸分たがわぬ同じ位置です。四柱推命は、二人がともに日干「甲」の大樹であり、大山さんが「己」の田畑の土であることを教えました。種と樹を育てるのは、田畑の土です。
干支占いは、大山さんと佐藤さんが天地徳合という最上級の結びつきにあり、大山さんと森下さんが辰戌の冲、つまり互いを強く動かし合う関係にあることを示しました。そして佐藤さんと森下さんのあいだには、引き合いも衝突もなく、それぞれがまっすぐ伸びていける空間がありました。
九星方位気学は、若い二人が今年、盤の中心に座り、大山さんが蓄えの宮にいることを映しました。
三人は、同じ形をしていません。
同じ種を持つ二本の樹と、その足元にある土。表で輝く年の二人と、根を張る年の一人。
けれど、クリンナップとはそういうものではないでしょうか。三人が同じ打者では、打線になりません。誰かが出て、誰かが返し、誰かが土を耕している。
甲子園の土の上に、いま二本の樹が伸びています。
その樹がどこまで高くなるのか。そして、土がふたたび花をつける日はいつなのか。
私は、その両方を楽しみに見守りたいと思います。
今回使用した占術について
四柱推命(しちゅうすいめい)は、生年月日時を年・月・日・時の四つの柱(干支)に置き換え、陰陽五行の関係から本質を読む中国由来の占術です。中心となるのは日柱の天干(日干)です。今回は出生時刻が非公表のため、日柱を中心に読みました。甲は「まっすぐ伸びる大樹」を、己は「田畑の土」を象徴します。
干支占い(えとうらない)は、生まれ年の干支から性質と関係を読む東洋の占術です。十干には「干合」、十二支には「支合」と呼ばれる引き合う組み合わせがあり、天干と地支の両方で合が成立する関係を「天地徳合」と呼びます。また十二支の正反対どうしを「冲」と呼び、互いを強く動かし合う関係とされます。
九星方位気学(きゅうせいほういきがく)は、九つの星と八つの方位を組み合わせて運勢を読む占術です。星は年ごとに盤の上を移動し、中心である「中宮」に座る年は注目を集めやすく、北の「坎宮」に座る年は蓄えと充電の時期とされます。年の変わり目は立春です。
マヤ暦(ツォルキン)は、二十の紋章と十三の音が組み合わさり、二百六十日で一巡する古代マヤの神聖暦です。日付をKIN番号に変換して読みます。黄色い種は開花と可能性を、青い嵐は変容と自己発生を、音7(共鳴)は中心に立ち周囲と響き合うことを象徴します。
moco’s 星読み新聞
あなたは今、樹ですか、それとも土ですか
算命学・九星気学・西洋占星術・マヤ暦・数秘術・宿曜占星術・六壬神課。
7つの占術を統合した「精密鑑定」で、あなたの今の流れをお届けします。
阪神タイガース #大山悠輔 #佐藤輝明 #森下翔太 #四柱推命 #干支占い #九星気学 #マヤ暦 #プロ野球 #星読み新聞



コメント