桑田佳祐、歌詞集発売延期を占う。50年の歳月を貫く「丙」の情熱

桑田佳祐の歌詞集延期を生誕と古希が重なる干支「丙」の符合で読む|moco's星読み新聞・芸能面特別編 芸能・文化面

私は今回、桑田佳祐さんの歌詞集の発売時期が夏から冬へと変更され、当初の予定ページ数を大幅に超えるボリュームとなったため2冊構成になるというニュースを、占術の視点から読み解いていきます。今回は特別編として、桑田さんとサザンオールスターズがこれまで歩んできた50年あまりの道のりを丁寧になぞりながら、日本の音楽文化への計り知れない貢献を讃えつつ、今後の活動までじっくりと占っていきたいと思います。

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何が起きたのか

7月11日、桑田佳祐さんが手がけてきた楽曲の歌詞を編纂した「歌詞集」について、発売時期が変更されることが発表されました。今年2月、70歳・古希の誕生日を迎えた桑田さんが”NEW 70’S ここからが始まりでしょ”という言葉とともにソロ活動を本格始動させた際、この歌詞集は講談社より今夏発刊予定とアナウンスされていました。

しかし今回、当初想定していたページ数を大幅に超えるボリュームとなったため、発売は今冬へと延期され、書籍自体も2冊構成になることが明らかにされています。半世紀にわたって紡がれてきた言葉の数々を一冊に収めきれなかったという事実そのものが、桑田さんの創作活動の途方もない厚みを物語っているように私には感じられます。

サザンオールスターズ、これまでの歩み

サザンオールスターズは1975年、桑田さんが在学していた青山学院大学の音楽サークルで結成されました。1978年6月25日、シングル「勝手にシンドバッド」で鮮烈なデビューを飾ると、翌1979年には「いとしのエリー」が大ヒットし、瞬く間に日本を代表するロックグループとしての地位を確立します。

以降、「チャコの海岸物語」「涙のキッス」「エロティカ・セブン」「マンピーのG★SPOT」など、時代ごとに異なる音楽性を大胆に取り入れながら、数えきれないほどのヒット曲を世に送り出してきました。中でも2000年1月にリリースされた「TSUNAMI」は、バンドとして最高となる300万枚近い売上を記録し、その年の第42回日本レコード大賞を受賞。この一曲が、サザンオールスターズを名実ともに「国民的バンド」と呼ばしめる大きな転機になったといわれています。

しかし順風満帆な道のりだけではありませんでした。2014年8月、桑田さんに初期の食道がんが見つかり、予定されていた全国ツアーをすべて中止して手術と療養に専念するという発表がありました。腹腔鏡を用いた手術は無事成功し、転移もなく発声への影響もないまま、桑田さんは再びステージへと戻ってきています。

この闘病から立ち上がる姿は、多くのファンにとって音楽以上の勇気を与える出来事だったのではないでしょうか。現在のメンバーは桑田佳祐さん(Vo, G)、関口和之さん(B)、松田弘さん(Dr)、原由子さん(Key)、野沢秀行さん(Per)の5名。半世紀近い歳月を経てもなお、色褪せることのない一体感でステージに立ち続けています。

日本の音楽文化に刻んだもの

桑田佳祐さんとサザンオールスターズが日本の音楽シーンに残した功績は、単なるヒット曲の数だけでは測れないものがあると私は感じています。フォークソングやニューミュージック、歌謡曲が黄金時代を迎えていた1970年代の空気を吸いながら育った桑田さんは、そこに欧米のロックやポップスのエッセンスを大胆に掛け合わせ、独自の言葉遊びと湘南の風土に根差したサウンドで、日本語ロックのひとつの完成形を作り上げました。

放送禁止用語すれすれの遊び心のある歌詞から、社会や時代を鋭く見つめる楽曲まで、その振れ幅の大きさもまた桑田さんならではの魅力です。50年近くにわたって第一線であり続け、なおも新しい表現に挑み続けるその姿勢そのものが、後進のアーティストたちにとって大きな道標になってきたことは間違いありません。

算命学が語る、50年を貫く「丙」の情熱

算命学で見ていくと、興味深い符合が浮かび上がります。桑田さんが生まれた1956年は干支でいうと丙申、そして70歳・古希を迎えたこの2026年は丙午です。十干における「丙」は、太陽のように燃え盛る情熱と、周囲を明るく照らす表現力を象徴する性質を持っています。

生まれた年と、古希を迎えた今年が、同じ「丙」という情熱の炎を宿していたことは、桑田さんが半世紀にわたって表現者として第一線を走り続けてこられた原動力を、静かに物語っているように私には思えてなりません。

九星気学が刻む、節目ごとの物語

九星気学でバンドの主要な節目を辿ってみると、さらに深い物語が見えてきます。サザンオールスターズが結成された1975年の九星は七赤金星、社交性と華やかさを象徴する星です。デビューを果たした1978年は四緑木星、信用とつながりを通じて成長していく星でした。

いとしのエリー」が大ヒットした1979年は三碧木星、若々しい勢いと発信力の星です。そして特筆すべきは、バンド史上最高のヒットとなった「TSUNAMI」が生まれた2000年の九星が一白水星だったことです。一白水星はまさに「水」を象徴する星であり、津波を意味する「TSUNAMI」というタイトルの楽曲が、水の星が巡る年に日本中を席巻したという事実には、単なる偶然を超えた何かを感じずにはいられません。

食道がんの闘病を乗り越えた2014年の九星は五黄土星、九星の中でも最も強いエネルギーを持ち、大きな変化と再生を象徴する星でした。人生最大の試練の年に、この最も強い星が巡っていたことは、その試練を乗り越える力もまた、この年に宿っていたことを示しているのではないでしょうか。

そして歌詞集が2冊構成になることが発表された2026年の九星は二黒土星、地道な積み重ねを象徴する星です。半世紀にわたって紡いできた言葉の蓄積が、一冊に収まりきらないほどのボリュームになったという今回の出来事は、まさにこの二黒土星が示す「積み重ねの力」がそのまま形になったものだと私は見ています。

魚座と心宿が示す、表現者としての資質

西洋占星術で見ると、1956年2月26日生まれの桑田さんは魚座にあたります。魚座は豊かな感受性と、言葉やメロディーを通じて人の心に深く訴えかける表現力を象徴する星座です。

宿曜占星術では「心宿」にあたり、情に厚く、多くの人の心を惹きつけながら物事の中心に立ち続ける性質を持つ宿とされています。感受性豊かな魚座の資質と、人々を惹きつける心宿の性質が重なり合ったところに、半世紀にわたって色褪せない桑田さんの表現力の源泉があるように私には感じられます。

数秘術が示す、今この瞬間の調和

数秘術で2026年の個人年を計算すると「2」という数字が導かれます。2は調和とパートナーシップを象徴する数字で、バンドメンバーやスタッフと手を携えながら大きな仕事を成し遂げていく年回りです。歌詞集という一人の創作物でありながら、編纂には多くの人の手が関わっていることを思えば、この「2」の年らしい協働の力が働いているのかもしれません。

また、70という年齢そのものを還元すると「7」、内省と知恵を象徴する数字になります。半世紀の歩みをじっくりと振り返り、言葉として編み直していくこの歌詞集の作業は、まさにこの「7」の年にふさわしい仕事だと私は見ています。

これからの活動を占う

“NEW 70’S”を掲げて本格始動したソロ活動では、18作目となる新曲「人誑し / ひとたらし」がリリースされ、7月から9月にかけて全国10箇所22公演を巡るアリーナツアーも開催されます。10箇所のうち5箇所はソロとしてもバンドとしても初めて訪れる会場になるといい、古希を迎えてなお新しい景色を求め続ける姿勢がうかがえます。

丙の情熱、二黒土星の積み重ねの力、そして調和を象徴する個人年2。これらの符合を重ねてみると、今回の歌詞集の延期と2冊構成という決断は、決して後退ではなく、50年分の言葉をより丁寧に届けようとする誠実さの表れなのだと私は感じています。冬に完成する歌詞集が、これまで桑田さんの音楽とともに歩んできた多くの人々にとって、あらためて人生を振り返る一冊になることを、私は心から楽しみにしています。

今回使用した占術について 算命学は、生まれた年や出来事の年を十干十二支に変換し、木火土金水の五行の巡りから、その性質やつながりを読み解く、中国の陰陽五行思想に由来する占術です。九星気学は、出来事の起きた年に基づいて九つの星のいずれかを割り当て、その性質や運気の流れを読み解く、日本や中国で古くから使われてきた占術です。西洋占星術は、生まれた日の太陽の位置から12星座のいずれかを導き出し、その人が持つ基本的な性格や資質を読み解く、古代から伝わる占星術です。宿曜占星術は、生まれた日を二十七宿(二十八宿)と呼ばれる星の宿に当てはめ、その人の本質的な性質を読み解く、密教に由来する占術です。数秘術は、年齢や年数、日付を1桁または特別な数字(11・22・33)に還元して、その対象が持つ性質を読み解く占術です。

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